オールテレーンクレーン ATF220N5.1 はジブ仕様の追加、公道走行のための分解搬送性の見直し等、安全性の追求と作業性の向上などが図られております。

従来のフルオートラフィングジブ (FLJ) に加え、新たに「 油圧チルトジブ (HLJ) 」が追加されたことにより、最大 34.9ｍ のジブが装着可能となり、最大地上揚程 103.0ｍ、最大作業半径 84.0ｍ の懐の深い高揚程作業が可能となっております。周囲の状況を確認しながら、安全で効率的に作業が行える作業準備用ラジコンがタダノ社オールテレーンクレーンとして初採用され、手元のラジコン操作で、ジブ着脱作業や、フックの取出・格納作業など、作業準備時間の短縮が期待できます。

さらに運転席からは確認しづらいキャリヤ前方をカバーするカメラを新装備し、キャビン内のディスプレイで確認できるなど、視認性と安全性が向上しております。最も厳しい排ガス規制のひとつである欧州排ガス規制 EUROMOT4 対応エンジンを搭載し、国土交通省「低騒音型建設機械」にも指定され環境に配慮したクレーンが 2020 年 4 月 24 日弊社のラインアップに登場し、お客様のニーズに更にきめ細かな対応が可能となりました。